Shooting star
†† Refleter -vol.5- †



― Story by Yuuri ―




「僕も……祈る、よ」



研究所の直ぐ下にある海岸。
こうして何度も、彼女と星や月、海を眺めに来ている場所で、
この一番高い岩が2人の指定席だった。

「ホント……綺麗ね」

彼に寄り添うように座ると、フランソワーズはうっとりと呟く。

澄んだ闇色の空に瞬く星々は、今にも降って来そうだった。
星の光を邪魔しない優しい月が、海面で乱反射し、ゆらゆらと揺れる。

寄せては返す……延々と繰り返される、波の音。

「星って不思議だよね。今、僕達が見ているこの光は、過去の輝きで……、
本当は、この瞬間には…もう消えてしまっているかもしれないのに…」
「何だか……思い出に似てる、わね」



†† The future with you…… ††
This illustration's short story
†† 
Refleter ††







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