t h r i l l ~ vol.2 ~



 陽射しに煌く海が眩しい海岸沿いの通りを、その紺碧の海と同じ蒼色のオープンカーが疾走する。
 運転席には、身体いっぱいに太陽の光と潮風を感じながら、穏やかな表情でハンドルを握るジョーの姿があった。
 愛車であるストレンジャーが現在調整中のため、今日は普段ジェットがよく好んで使用している車を借りてのドライブになったジョーだったのだが……。
(さすがにジェットが気に入ってるだけのことはあるな……この車)
 乗り心地といい足回りといい、初めて運転するとは思えないほどしっくり来る車の感触に、彼はついついいつも以上にアクセルを踏み込んでしまうのだった。
 ――もっとも、先を急ぎがちになってしまう理由については、一概に車のせいだけとは言えない……部分もあるのだが。


(3時20分、か……)
 この調子で走って行くと、フランソワーズとの待ち合わせ時間よりもずいぶん早く目的の場所へたどり着いてしまう。
 2月14日の何かと慌ただしい街の喧騒の中で待つよりは……と、一度道路脇に車を止めたジョーは、ガードレールにもたれるようにして眼下に広がる大海原を緩やかに見下ろした。
 冷たい風が彼の頬や髪を擽り、車通りのほとんどないこの場所では繰り返す波の音だけが耳に響く。


(去年の今ごろ――キミは大きな荷物を抱えて研究所に帰ってきたっけ……)


 バレンタインという存在を教えなかった……いや、正確には『教えられなかった』自分へ少し拗ねたような微笑みを向けたり、まるで秘密の宝物をこっそりとどこかに隠した子供のように嬉しそうな表情でとっておきのウインクを見せたり。
 次々とジョーの脳裡に浮かんでは消える昨年のフランソワーズの姿は、知らず彼の顔を優しく綻ばせていた。


 もうすいぶんと長い間……いろいろな彼女を見て来たはずなのに。
 ……それなのに、キミがふとした瞬間に見せる輝きに、今でもボクは……こんなにまで動揺させられて。
 ――フランソワーズ。
 キミはあとどのくらい、ボクの知らない表情(かお)を隠しているんだろう――。





 ……そんなときだった。
 遥か後方から2、3度鳴り響いたバイクのクラクションが、ジョーを現実の世界へと引き戻したのは。


 バイクには2人の人影が見え……。
 彼らはジョーが止めた車のすぐ近くで勢いよくブレーキをかけると、バイクに跨ったそのままの状態で、まずは前の1人がスッとフルフェイスタイプのヘルメットを脱いだ。
「よう! さすがに早いな、ジョー」
「なっ、ジェット!! ……に、後ろに乗ってるのは……ハインリヒ!?」
 ジョーに言われ、続けてヘルメットを取ったハインリヒが、軽く頭を振りながら、『ふう……』とひとつ大きなため息をつく。
「まさかお前とツーリングすることになるとは、な。まったく、荒っぽい運転しやがって……」
「んなこと言ったって、とにかくジョーに追いつけなきゃ話になんねぇだろうが。現にジョーのヤツ、もうこんなところまで来てやがるし……。それに俺は、あれでもずいぶん加減したつもりだぜ?」
「ほう、それはそれはご丁寧に」
 バイクの奏でる規則的な重低音に負けまいと、ハインリヒもジェットも……そして、ジョーも自然と声が大きくなる。
「そ、それより2人とも……どうしてここに?」
 ふいに凪ぐ海風。
 当然といえば当然の自分の問い掛けが、ジェットとハインリヒの動きを一瞬押し止めたことを――ジョーは見逃さなかった。
 気まずそうに絡み合う2人の視線に、嫌な予感が過ぎる。
「い、いや、それが……実はな」


 ――ジェットは話した。
 ジョーが研究所を出てすぐに、フランソワーズから電話があったこと。
 その内容が……。


「そう……なんだ……」
 彼の話を聞いたジョーの唇から洩れた言葉は、自分でも驚くほどあっさりした応えだった。
「バレエ公演のリハーサル……か」
 ジェットに告げられた言葉をつぶやくように繰り返す。
 ……不思議と、それほどまでに深い落胆の想いは感じなかった。
 それ以上に――胸の中にぽっかりと大きな穴が開いてしまったみたいで。
「何でも、いつもスケジュールがいっぱいでなかなかリハ時間が取れねぇらしい本番会場の舞台が、他団体の都合で急に空いたとか何とか……。それなら『リハは一度でも多い方がいい』って話になって、急遽レッスンは早めに切り上げて全員そのまま会場に向かうことになった……んだとよ」
「今日の約束がダメになっちまったこと、くれぐれもお前さんに謝っておいてくれとさ。電話に直接出たのはジェットなんだが、そのときのフランソワーズの声……相当沈んでたそうだぜ」
 ジェットが銀色のキーを回すとともにバイクの振動とエンジン音が止み、再び辺りに漣の調べが訪れる。
「……ジェット、ハインリヒ、わざわざすまない」
 ぼんやりと遠くの海を見るともなく見つめていた瞳をそっと静かに伏せるジョー。
 彼は、バイクを降りて自分の方へとやって来る2人の言葉の端々から感じられる思いやりに心が救われるような気がしていた。
「フランソワーズ、帰りはどのくらいになるか……言ってなかった?」
 どこか軋むような想いを押し込めて、努めて平静を装ったジョーが躊躇いがちに尋ねる。
「さあ、そこまでは……」
 言ってなかったよな、と、ジェットは首を竦めながらハインリヒへ同意を求めた。
「ツイてないな、ジョー。今年はせっかく2人きりのバレンタインを……」
「……仕方ないさ。公演が間近に控えてる大事な時期だからね」
 ハインリヒにそう応えてはにかむジョーの表情とは裏腹に、ポケットに両手を入れて車へと向かう彼の背中はとても寂しそうだった。


 さざめく海を自由に流れる風は――あくまで気まぐれで。
 先程よりも少しだけ強さを増したそれは、ジョーが羽織ったこげ茶色のジャンパーの裾を何度も何度も揺らしていた。



「ジョー」
「……え?」
 ふいに呼ばれて振り向くジョーへ、ハインリヒがジェットの手から奪った何か小さなものを指でピンと弾いた。
 緩やかな放物線を描いて落ちるそれを、慌てて差し出したジョーの右手が掴む。
「ほれ、これもだ!」
 手の中へと落ちてきたものがバイクのキーであることに気づいた直後……ジョーは続けてジェットが投げてよこした2つのヘルメットを、急ぎ抱え込むようにして受け取った。
「ハ、ハインリヒ……ジェット……これ……」
「言ったろ、今日はビシッと決めて来いって!」
 真剣な眼差しと、口元にはいたずらっぽい笑みを浮かべてジェットが続ける。
「会場に入っちまったら、もう連れ出すのはムリだからな。いいか、勝負はフランソワーズが会場に着くまでの間だぜ?」
「……!!」
「あの辺りの場所は、人通りも車通りも激しい。車で行くよりはバイクの方が身動きが取りやすいだろう」
「ハインリヒまで……!!」
「元々お前の方が先約だったんだ。たまには遠慮しないで、少し強気なところをフランソワーズに見せてみたらどうだ?」
 思わず顔を赤くするジョーを他所に、ジェットはハインリヒの隣で腕組みをしながらうんうんと大きく頷いている。
「だっ、だけど……」


 確かに、ジェットの話を耳にした瞬間から――ジョーの心に、『フランソワーズを攫ってこの腕の中に閉じ込めてしまえたら……』と想う気持ちが欠片もなかったと言えば嘘になる。
 心の裡に秘めた真の強さを象徴するかのような穢れなき瞳と可憐な微笑みで、いつもボクを魅きつけてやまないキミ。
 ――けれど、自分の我儘な独占欲に……本当に彼女を巻き込んでしまってもいいのだろうか?
 仮にも彼女は、バレエに限りない夢と情熱を抱いているというのに……。


 そんなジョーの考えをまるで見抜いたかのように。
「バレエの公演も近いとは言え……まだ1ヶ月の時間があるんだろう?」
と、おもむろにそう切り出したのは、ハインリヒだった。
「フランソワーズもあの様子じゃ、今日はどのみち満足に踊れないと思うぜ? それに――」
「……?」
「今日は特別な1日、だろ?」
「ハインリヒ……!」


 ――この彼の一言で、ジョーの心の迷いは吹っ切れた。
 ここまで来たら、あれこれ考えていても仕方がない。
 誰よりも、何よりも……。
 今日だけは自分に素直に、一番大切な人のそばにいることを優先したい。
「……ありがとうハインリヒ、それにジェット! お言葉に甘えて、バイク……貸してもらうよ!!」


 ――ヴォオオォン!!
 言うが早いか、ジョーはヘルメットを被ってバイクに跨ると、キーを差し込んだ右手を回して思い切りアクセルを吹かす。
「おい、ジョー! 車とバイク、この貸しは大きいからな!!」
 見る見るうちに小さくなってゆくジョーの背中に、ジェットが大声で叫ぶ。
 後ろを振り返ることなく左手を上げて応えたジョーの姿は、それから数秒も経たないうちに彼の視界から完全に消えてしまった。


「おーおー、一度決めたら行動の素早いこと! 確か今日は日本では、女のコが勇気を出す日じゃなかったのかねぇ」
 額に手を翳しながら半ば呆れたようにジェットが微笑うと、
「フッ……まったくだ」
と、ハインリヒも同じように苦笑した。
「しかしジェット。本当にジョーを行かせてもよかったんだろうな?」
「バレエのリハ……のことか?」
「ああ。フランソワーズ自身はいいとしても、もし主役が抜けるとまずいようなことにでもなったら……」
「だぁ〜いじょぶだって! あのとき俺がフランソワーズに『どうしても出なくちゃならねぇのか?』って念を押したら、『そういうわけじゃないんだけど……』って言ってたからな。フランソワーズのことだ、きっとリハがあるとなったら断れなかったんだろうさ」
「それならいいんだが」
 ようやく世話のかかる『弟』たちの心配事から解放された『兄』のような気分になったハインリヒは、早々に――さも当然のごとくジョーの置いていった車の助手席に腰を下ろした。
 座り慣れたシートの上、頭の後ろへ手を回した彼は、すでに脚まで組んで悠々と寛いでいる。
「……にしてもジョーのヤツ、まさかこんなに上手く引っ掛かるとはなぁ! やっぱ焚き付け役にハインリヒを連れて来たのは大正解だったぜ!!」
 言って車の右サイドに軽く手をついたジェットが、閉じられたままのドアをヒラリと飛び越え運転席に乗り込んだ。
「俺にとっては、ずいぶんいい迷惑だったがな」
「とか何とか言って……お前だって案外、乗り気だったんだろ?」
「……フン」
 あのままじゃ、フランソワーズの哀しそうな顔が目に浮かんで仕方ないからな、と嘯くハインリヒを、ジェットは『よく言うぜ』と一笑する。


「なぁ、どうする?」
「どうするって……何を?」
 嬉々とした声で唐突に言い出すジェットへ、ハインリヒが問い返す。
「ひとっ走りジョーの跡――追けてみねぇか?」
「……お前な。せっかくヤツをその気にさせた俺たちが、真っ先に2人の邪魔をしてどうするんだよ」
「でもよぉ、あのジョーのことだぜ!? どうしたって気になるじゃねぇか!!」
「そんなに慌てなくても、やっと決意を固めた騎士(ナイト)がどうやって城から姫を攫ったのかは――明日にでも本人の口からじっくり聞かせてもらえばいいさ」
 ……だろう? と言わんばかりのハインリヒの視線を受けたジェットは。
「じっくり――ね。……ま、それもそうだな」









 ……うっすらと茜色に染まりかけた景色。
 至るところで色とりどりのイルミネーションが踊り、音楽が流れ……。
 いつも以上に賑やかな街並みは、すっかりバレンタイン一色に包まれていた。


 楽しそうに微笑み合いながら、腕を絡ませて歩く恋人たち。
 すれ違う恋人たちを見止めるたび、つい切なげな蒼い瞳が彼らの姿を追っていることに――フランソワーズ自身は気付いているのだろうか。


 フランソワーズが所属するバレエ団のレッスンホールと劇場の距離は、それほど遠くかけ離れているわけではなかった。
 とにかく急なスケジュール変更だったので、特に大きな荷物を運ぶ必要のないフランソワーズを含めた十数人の『身軽』なダンサーたちは、レッスンを終えた後、一足先に電車と徒歩で移動を始めていたのだった。


 和気藹々とおしゃべりをしながら前を歩く仲間たちに、ひとり、少しだけ遅れて続くフランソワーズ。
 俯いた視線の先で揺れる白い紙袋を見ては滅入りそうになる気分を紛らわせるため……。
 ふと顔を上げると、高層ビルの壁に大きく光るオレンジのデジタル時計が目に入った。
 ――16時32分。
 本当なら、この瞳が、ちょうどホール前で愛しい人の姿を映しているはずの……時間。
(今年こそ、渡せると思ってたのに……)
 そして、彼女は今日の午後何度目かの深いため息をついた。


「どうしたの? フランソワーズ……さっきから何だか浮かない顔ね?」
 ふいに前を歩いていた女性の1人が、フランソワーズの顔をひょいと覗き込んだ。
 彼女の名前はレイ。
 レイは今度の公演で、主役であるフランソワーズの『姉姫』役を演じるバレリーナだった。
「えっ? そ、そんなこと……」
「わかった。今日はバレンタインデーですもの! レッスンの後、誰かと約束とかがあったんじゃないの? 例えば……そうね、この間フランソワーズを迎えに来てた……あの紅いスポーツカーの人とか」
「あ……」
 レイの言葉で思わず思いつめた瞳を向けるフランソワーズの様子に、
「え……? やだ、半分冗談のつもりだったのに……ひょっとして、図星?」
と、逆に驚くレイ。
 そんな彼女たちの会話を耳ざとく聞きつけた他のバレリーナたちが、
「ホ……ホントなの、フランソワーズ? あなたにそんな男性(ひと)がいるなんて……全然知らなかったわ」
「もう、フランソワーズったら……レイも、誰かがフランソワーズを迎えに来てたなんて話、ナイショにしておくなんてずるいわよ!」
「フランソワーズほどの人が想いを寄せる男性か……どんな人なのか興味湧いちゃうわね」
などと口々に告げながら、真っ赤になって何も言えないフランソワーズと、レイの近くへ集まった。
「だけど、そんな大切な約束……フランソワーズったら、どうして真っ先に優先しないの?」
 団員の1人が不思議そうな表情をして首をかしげると、
「そうよ! 先生だって……急なことだから今日は参加できる者だけでいい、って言ってたじゃない!」
 レイも弾かれたようにフランソワーズの方を見遣る。
「で、でも……」
 フランソワーズは胸の前で小さく手を握り締め、痛いような笑顔を向けた。
「みんなだって忙しい中がんばってるのに、主役の私がせっかく取れたリハの時間を放り出すわけには……」
「コラ」
 口篭もるフランソワーズのセリフを遮るようにして。
 レイはそのたった二言だけを告げると、彼女の額を人差し指でつんと突付きながら言った。
「リハの時間なら、これから1ヶ月の間に少なくともあと数回は取れるわ。だけど、1年に一度しかない特別な日は、一度逃してしまったら……また1年間待たないと絶対にやっては来ないのよ?」
「レ、レイ……」
「私はフランソワーズに後悔なんて……して欲しくないな」
「……!」
 口元に手をやり、大きな蒼い瞳を見開くフランソワーズの背中を、レイに続いてその場にいた誰もが押した。
 大好きなフランソワーズのことを応援したい気持ちは、みんな同じだった。
「今からでも、まだ間に合うんでしょう?」
「先生方には私たちから上手く言っておくから……任せといて、ね?」
「そうそう。今日は女のコのための日なんですもの! 今日くらいは私たちのことより、自分の気持ちを大切にしなくちゃ!!」
「みんなも……」
 後から後から込み上げてくる抑えきれない感情に、フランソワーズの視界が微かに滲む。
 1人1人――かけがえのない友人たちの顔をゆっくりと見渡したフランソワーズが、心から『ありがとう』と感謝の気持ちを伝えかけた、そのとき……。



 ヴォオオオオォォォンっっ!!


 激しく耳を刺激する、バイクの唸り。
 数知れないほど多くの喧騒が、辺りを支配していたはずなのに……。
 なぜかその音に強く呼ばれたような気がしたフランソワーズは、何かに衝かれたかのようにふっと後ろを振り向いた。


 逆光の中、かなりのスピードで風を切りながらも、左手1本で軽々とヘルメットをはずす人影。
 その人物は、脱いだヘルメットを素早くハンドル脇のフックに引っ掛けると――。


「フランソワーズっ!!」
「え……きゃっ!?」


 ――次の瞬間。
 フランソワーズは宙を翔んでいた。
 正確には……巧みにバイクを操る、1人の青年の腕の中に抱きすくめられて。
(っ!? ジっ……ジョー!?)
「すみません、皆さん。今日はフランソワーズのこと……お借りします!」


 ヴォォオオオォォン……。


 ……それは……まるで、何事もなく吹き抜ける一陣の風のような出来事だった。


 嵐の後の、しばしの静寂。
 いったい何が起こったのかわからないまま立ち尽くしていたレイがやっとのことで唇を開いたのは、それから数秒が過ぎてのことだった。
「あ……あの人……」
「……レイ、知ってるの?」
「顔を見たのは初めてだけど……あの栗色の髪、きっと例の紅いスポーツカーの人だわ……」
「ということは、彼がもしかして……フランソワーズの!?」
「ウソ……カッコいい……」
 雑踏に紛れて霞んでゆく2人の後ろ姿を、茫然と羨望の眼差しで見つめるレイたち。
 ほんの一瞬ではあったけれど――あの一瞬の中にジョーの熱い想いや誠実さを感じた彼女たちは、フランソワーズが彼に惹かれる理由が何となくわかったような気がしていた。
「でも……ウチの男たちがこのことを知ったら、きっとみんながっかりするわね」
「ええ。白昼堂々、私たちの目の前からバイクでフランソワーズのことを取り戻しちゃうような素敵な人が現れた……なんて話したら一大事だわ!」
「フランソワーズったら、自分がどれだけ周囲の憧れの的になっているか……全然気づいていないんですもの!」
 そこもまた、彼女らしいと言えば彼女らしいんだけど――と、誰かがつぶやくと、たちまち他の全員へ笑い声が広まっていった。


 レイたちは、先生にフランソワーズがいなくなった理由を尋ねられたら、今度のバレエの演目に準え、みんなで口を揃えてこう答えることに決めた。
『フランソワーズ姫は、突然現れた異国の騎士にあっという間に連れ去られてしまいました』
 ――と。


 

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